宇野亜喜良展



戦後の日本を代表するグラフィックデザイナーで、
現在も第一線でイラストレーターとして活躍する
地元名古屋市出身の宇野亜喜良さんの展覧会が、
刈谷市美術館で行われている。

耽美的で妖艶なAQUIRAXの世界を、
初期作から最新作までの500余点によりご紹介する
大規模な展覧会。
本日が最終日とあって大勢の方々が来られていた。

私が生まれる前の「カルピスの広告」、
越路吹雪リサイタルポスター」などは、
本でしか観た事がない作品を観れた。
また、彼の代表作の広告「マックスファクター」の新聞広告、
ポスターは、本当に美しいレイアウトであった。
また、「新婦人」の表紙のデザインは、現代でも十分に
使えるデザインであって、新しくも思える作品であった。

多くのイラストレーションと絵本。
彼のイラストは、パリの風を感じるものでたいへんお洒落である。
私の父親の年齢に近いとあって、ほんとうに頭が下がります。

今日は、本当に刺激のある1日であった。
久しぶりに、インクと鉛筆でイラストを画きたいと思う日になった。

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