ナゴヤ400年カレー Hilton Nagoya




2010年8月13日(金)、ヒルトン名古屋にて
「ナゴヤ400年カレー2010」が開催された。


審査員はヒルトン名古屋から総支配人「ジェイミー ミード」氏をはじめ3名、
ゲスト審査員として、オークローンマーケティング監査役「村瀬明男」氏、
料理研究家「中島和美」さん、そして渡邉勝則。
特別審査員として「服部幸應」氏が参加された。

また、満員になった一般客(100名以上)の方々も、
今回の審査に参加。一般客の点数は5点与えられるといったたいへんなイベントだ。
われわれ審査員以上に、一般客の点数がこのイベントの順位を決められる。
たいへん、いいアイディアである。


「ナゴヤ400年カレー2010」は、2ヶ月前から募集が始まり、
40人以上の応募の中から6人が第一次審査を通過し、
本日のファイナリストとして競った。

MC「佐野えり」さんの司会から、
華やかに開催され、リズムよく進行されていた。
彼女の声は、ラジオから聴こえてくるそのままの声。
英語の発音もよく、素晴らしいMCである。

今回の渡邉の審査基準は、グラフィックデザイン=視覚伝達を基本とし、
ヴジュアルからと思っていたのだが、写真の通り、小皿にカレーがもられていて
ヴィジュアルは、企画書とプレゼンテーションに変更した。
もちろん、「味」は重要視している。
ヒルトン名古屋から、審査基準のシートが渡された。
見た目・味、名古屋らしさ等等、細かな詳細だった。
感性だけで審査をするのは難しくないのだが、
細かな詳細にそって審査をするのは、本当に難しいものだ。
他の先生方に話をしても同様の答えが返ってきた。

今回のファイナリストの中に、何と知っている顔があった。
個人的に応援したいが、あまくならないよう心がけた。

6人とも、絶妙の味。ヘルシーを意識したカレーがほとんどで、
かなり夏を意識しているのを感じた。
誰が1位で誰が2位と順位をつけるのは難しく、たいへんな審査となった。
結果、渡邉が付けた順位と一般客がつけた順位と同じであった事は
ほっとしている。


1位には、「根本陽子」さんが選ばれた。
実は、彼女が何と知っている顔であった。
彼女のカレーは、愛知県特産品「ペコロス」を使用した
コーチンだしのカレーであった。
「ペコロス」を食べた後の口の中は、本当に新しい感覚を感じた。
さすがはイタリアで学んだ経験を感じる。
本当におめでとう。
ヒルトン全店のレトルトカレーとして販売されるのが決まった。
ぜひ、もう一度食べてみたい。そんなカレーであった。

*2位/40「夏野菜のドライカレー」
 暑い名古屋の気候を考えた、熱くないカレー。
 たいへん美味である。2皿食べてしまった。
 油と相性の良い野菜で後味がさわやかであった。
*3位/40「栄養満点!豆入りキーマカレー」
 400年 長寿=健康を意識したカレー。
 ぴりりと辛く、夏にはぴったりのカレーであった。
*4位/40「台湾カレー」
 名古屋名物「台湾ラーメン」からヒントを得た、
 唯一、メンズのカレーであった。
*5位/40「ナゴヤ美人を作る美肌カレー」
 八丁味噌を隠し味にしたカレー。また、愛知県産のトマトを
 ふんだんに使用したカレーであった。
 酸味が効いていてたいへん美味しかった。
*6位/40「ヘルシーmacroカレー」
 食の大切さへの関心とその価値観を高めたい。
 そんな素晴らしいコンセプトをもったカレーであた。

また、今日、ファイナリストに選ばれた6名のカレーは、
今日から3ヶ月間、ヒルトン名古屋の「ザ・ギャラリー」で食べる事ができる。
ぜひ、皆様、この美味のカレーを堪能していただきたい。

最後に、ヒルトン名古屋 総支配人「ジェイミー ミード」氏が締めくくった。
来年も2011年ヒルトンナゴヤ カレーが開催されるのを期待している。


このイベントは、明日 8月14日、東海テレビ「スパサタ」と
24日にCBCの「イッポウ」で報道される。
東海テレビ「スパサタ」のアナウンサー「宮澤桃子」さんは、
私たちの知人であり、今回の1位「根本陽子」さんの知り合いでもある。
どのようなコメントになるか楽しみである。

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