KYOTO 3


2010.10.17 京都への小旅行 青木良太 展

EXCLUSIVE & SALONで取材をしてから
私はかなりの「青木良太」ファンである。

彼から京都での個展の案内が届いた。
京都での個展は2回目との事。
会場は、京都・円山公園内八坂神社北側の「eN arts」と
小山登美夫ギャラリーでの同時開催。
今回は、「eN arts」の青木良太展を観に行った。
*小山登美夫ギャラリーは日曜日は閉廊のため残念であった。
「eN arts」の場所を探すのは一苦労である。
何せ、「eN arts」は円山公園内にあって、住所の番地が存在しない。
個展を観に行かれる方は、「eN arts」に電話をしてください。

さて、何とか電話をして「eN arts」を見つけた。
場所は、円山公園内のお食事処の一画に佇む素晴らしいギャラリーであった。
外観からは、中のモダンなイメージは想像できない。
どこかの料亭のようにも思えてしまうからだ。
エントランスには、*1.RYOTA AOKIの文字。
代表作である、金の器が飾られているだけであった。
中に入ると、今回のDM でも使われている「金銀の器」が
他の作品と一緒に飾られていた。
ギャラリーのスタッフが、手に取って観て下さい。と。
さすがに、彼の作品を手に取って観る事は緊張する。
この透明感が自分の手の力でこなごなになってしまわないかと思わせてしまう。
漆喰をとコンクリート。そして*2.「和」茶室。地下には、*3.暖かいライトで飾られた器。

*1.
*2.
*2.

*3.

今回、沢山の作品の中から、2点たいへん気に入ったのがあった。
*4.赤の器とフリスクの入れ物。何気なく飾られたこの作品。実にいい色である。
陶器の世界では見た事がない。欲しい......。
もう一つは、*5.この器。
何だろう、この質感。そして......。
彼の作品は現代美術である。

*4.
*5.

最後に、「eN arts」のオーナーの感性も素晴らしい。
青木良太氏の世界を実に素晴らしく表現できている。
ぜひ、他の作品もこのギャラリーで観てみたいと思う。

コメント

人気の投稿